せっけん活動
2020.05.26 13:02

香害問題から石けん運動へ 生活クラブ生活協同組合・東京

生活クラブ生協・東京の環境政策委員会では、12月に日本消費者連盟・洗剤部会の田中輝子氏をお招きして「化学物質と私たちのくらし~香害110番からみえてきたもの~」と題して学習会を行ないました。

「香害」の主な原因は、香料・柔軟剤・マイクロカプセル・合成洗剤。なかでも柔軟剤で使われているマイクロカプセルは、柔軟剤のキャップ1杯に1億個と言われ、環境以外に体内に入り込むこともあり心配です。合成洗剤や柔軟剤などの人工的な香りや洗剤以外の強い香りに対して、健康被害を訴え苦しんでいる方が増えています。「香害」の認知度はまだ低いですが、社会の関心は確実に高まっています。

田中さんは、「バケツから水がこぼれるように誰にも起こり得る」「化学物質過敏症を発症するリスクをはらんでいる」と。特に問題なのは小さい時からこのような環境の中で生活している子どもへの影響です。化学物質から身を守るためにできることは、石けんに替えることです。石けん運動の推進とともに、「香害」に対してこれから私たちにできることを考える有意義な時間でした。

2020年度も7月のシャボン玉月間に向けた活動がスタートしています。新型コロナウイルス感染拡大の影響で「会う」活動を自粛せざるを得ませんが、まずは自治体首長メッセージの取得に向けて動き出しています。今までになかった「会えない」ことでできる活動を考えながら、「PRTR制度」「石けん運動推進」「香害対策」など、具体的な内容が組み込まれたメッセージ取得をめざします。

現在の事態が一刻も早く終息することを願いつつ、この困難な時を一緒に乗り越えていきましょう。