ABOUT

活動目的

私たちは地域生協、大学生協、NPO、市民団体など、おおぜいが参加できるせっけん運動のネットワーク機構です。せっけんを入口として環境問題全般に広く関心を持ち、相互交流をはかり、地域におけるせっけん運動の発展をめざします。また今までにない新しい活動提案もしていきます。
専用のホームページでは、相互の情報交換だけでなく広く活動参加を呼びかける仕組みを作っていきます。

全国に広がるせっけん運動ネットワークの輪

  • 生協の活動として、せっけん工場への見学などを行ない、せっけんについて知り、よさを広く伝えていけるように積極的に学習会にも取り組んでいます。
  • 「私たちがせっけんをすすめる理由」「せっけんを使用する中での悩みと使いこなしの工夫」「せっけんシャンプー・リンスの使い方」など、せっけん学習会やせっけんお悩み相談会など地域での取り組みを行なっています。
  • せっけんの洗浄力のよさをブラックライト実験、かいわれ実験、泡立ち実験などの比較実験でアピールし、合成洗剤からせっけんへ切り替えを呼びかけています。
  • せっけん運動の担い手を増やしていくために、化学物質学習会、香害問題学習会などについて連続講座など行ない、PRTR法やGHS※の現状についても学習しています。
  • 楽しくせっけんライフを送ることができるように、語り合える場を設ける活動をしています。子育てサークルに出向いて、学習会を開催し、若いお母さんたちにもせっけんの利用をすすめています。
  • これからもさまざまな取り組みの中で、せっけんのよさを伝え、せっけんの使い方を実際に紹介するなど、わかりやすく利用を呼びかけていきます。
  • ※GHS 世界的に統一されたルールに従って、化学品を危険有害性の種類と程度により分類し、その情報が一目でわかるよう、ラベルで表示したり、安全データシートを提供したりするシステムのこと

はじまりと設立

洗剤による水環境の悪化が社会問題化する中、「協同組合せっけん運動連絡会(協石連)」は1981年に設立しました。せっけん運動を推進する協同組合や生産者団体が中心となり、安全や環境に配慮した活動を推進してきました。合成洗剤問題の研究やせっけんの改良・普及にとどまらず、広く環境問題に目を向け、飲料水の水質調査や無蛍光衣料の普及、化学物質削減ネットワーク(Tウォッチ)への参加などの活動も行なってきました。またアジア各国でせっけん会議を開催するなど、海外でも活動を展開してきました。参加しやすく、多くの団体で運営していく組織になるために組織を改編し、「せっけん運動ネットワーク」として再出発してから今日に至るまで、全国の仲間とともにせっけん利用者を増やす取り組みを続けています。