【活動報告】環境学習会「除菌剤・消臭剤・香料で健康被害?」 ~あいコープみやぎ~

2016.08.17 14:35 | せっけん運動について

除菌・防臭ができるとテレビCMで繰り返し宣伝され、特に「スプレー式」と呼ばれ、
シュッシュッとかけるだけの製品が売れています。

少しでもにおいがあると社会の敵のように見られ、細菌を敵視する傾向が強まっていますが、
細菌の多くは私たちの体を支えてくれる大切なものです。
それを手軽に化学物質などで取り除くことが本当に必要なのか天笠啓祐さんに教えていただきました。

除菌・消臭剤に多く使用されている合成界面活性剤は細菌の細胞膜を破壊するので
吸入すると脳にまで到達して細胞に影響を与えるということでした。
また、消臭剤や合成香料に含まれる化学物質と紫外線が反応して光化学反応を起こすので
家庭内でも蛍光灯を使っていれば光化学スモッグが発生している状態になるそうです。
合成香料からはPM2.5が発生し、また小児ぜんそくやアトピーの一因とも言われています。

参加者の方からも
「電車に乗った時に周りの人のにおいで気分が悪くなる」
「子どもの持ち帰る給食着が色々なにおいが混じっていて強烈」
という体験談や、

質疑応答の中でも
「お隣さんの洗濯物のにおいがくさいのですが、自分の体内にも入っているのでしょうか?」
という質問がありました。

「遠くても香りがあるということは揮発性なので一緒に体に吸収しています。」
という天笠先生の回答に参加者一同から自分だけではなく周りの人にも
学習会の内容を伝えなければという声があがりました。

社会全体が抗菌や除菌、消臭を求める風潮にありますが、
それに伴う健康被害を見過ごしてはいけません。
あいコープみやぎではこれからも学習会を開催したり、こういった報告を行うことで
香料自粛をはじめ不要な化学物質を使わないことを呼びかけて行きます。

講演の様子
講演の様子

日立システムズホール仙台 エッグホール