有害化学物質削減ネットワーク総会記念シンポジウム
~有害化学物質による環境汚染とどう向き合うのか~

2017.05.22 16:41 | せっけん運動について

豊洲市場予定地の汚染問題を考える

≪総会記念シンポジウムの趣旨≫
この間、東京都の築地中央卸売市場の豊洲移転問題に関して、土壌汚染問題が再燃しています。
築地中央卸売市場の老朽化に伴い、移転が検討され、豊洲への移転が検討されてきました。

同地は東京ガスの工場敷地跡ということで、ベンゼン等の土壌汚染が明らかだったため、
2007 年から大規模な土壌改良工事が行われました。
その上で、東京都が築地に替る中央卸売市場を建設、昨年秋にも開場する予定でした。
ところが建物竣工後、新都知事による再検証の結果、地下水汚染が判明し、
建物の設計が妥当だったかどうか、地下水汚染を残したまま築地市場からの移転が妥当かどうか、
疑問視する声が高まり、東京都政を揺るがす事態に発展しています。

そこで、Tウオッチ結成15 周年の定期総会にあたって、
「有害化学物質による環境汚染とどう向き合うのか」をテーマに、
豊洲市場の土壌汚染問題の経過と課題について、2 名の専門家から報告をいただき、
問題への理解を深めるシンポジウムを開催することにしました。

また、環境リスクをどう伝え、評価していくのか、リスクコミュニケーションの在り方について、
会場の参加者と意見交換し、豊洲市場問題の解決策について、市民的議論を深めたいと考えています。
多数ご来場いただくようお待ちしています。

<報告1>「豊洲市場土壌汚染問題の経過と課題」
     畑 明郎氏(滋賀環境問題研究所所長)
<報告2>「築地市場移転予定地の豊洲問題と土壌・地下水汚染の実態」
     浦野 紘平氏(横浜国立大学・名誉教授)

<意見交換>コーディネーター
      中地重晴氏(熊本学園大学教授・T ウオッチ理事長)
■日 時: 2017 年5 月28 日(日)午後1 時半~4 時半
■場 所: 明治大学駿河台・リバティータワー1012 教室
     東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学・リバティータワー1階
■主 催: 特定非営利活動法人 有害化学物質削減ネットワーク(T ウオッチ)
■資料代 1,000 円(会員500 円)
■参加申込及び連絡先: 〒136-0071 東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル4F
           TEL 03−5627−7520 FAX 03-5627-7540 E‐mail info@toxwatch.net
           ※ 参加ご希望の方はe-mail、またはFAX でお申し込みください。
※本シンポジウムは平成29 年度地球環境基金の助成を受けています。

<会場案内図>
JR 中央・総武線 御茶ノ水駅下車 徒歩3 分 /東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅下車 徒歩5 分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅下車(B3 出口)徒歩3 分
都営地下鉄新宿線 小川町駅下車(B5 出口)徒歩5 分
特定非営利活動法人 有害化学物質削減ネットワーク(略称:Tウオッチ)
〒136-0071 東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル4F
TEL 03−5627−7520 FAX 03-5627-7540
URL http://www.toxwatch.net/ E‐mail info@toxwatch.net