40年前に汚れた諏訪湖をきれいにしようと石けん運動からスタートしました ~生活クラブ長野~
生活クラブ長野は、40年前に汚れた諏訪湖をきれいにしようと石けん運動からスタートしました。
食のイメージが強い生活クラブですが、生活クラブ長野は長野市や松本市ではなく諏訪湖周辺の諏訪地方から、諏訪湖の浄化を目指し石けんの共同購入をすることで始まりました。若い組合員の中には経緯を知らない人々もますが、今年40周年の記念式典で改めてみんなで歴史を振り返り、確認しました。
御柱祭で有名な諏訪大社下社がある下諏訪支部では、毎年町に固型石けんを贈る活動をしています。町の施設で石けんを使うことで合成洗剤を減らし、諏訪湖の浄化に繋げようとの思いです。
5月のシャボン玉フォーラムで石けん利用率(組合員伸長率勘案の部)が、表彰されました。拡大により組合員数が増えたことに因るものですが、組合員の利用率は20%にも達していません。環境委員会では石けん利用の推進や森林を育て、守るための木づかい運動などを進める目的で支部毎に『環境サロン』を開催して活発に活動しています。また、たすけあい委員会では出産をした組合員にお祝いとして石けんセットを贈る活動をしています。
贈ったあともフォローをして、新規利用に繋がる成果も出ています。1992年には石けんミニプラントを購入し、富士見支部により食油を回収して石けん焚きをし、販売をしています。施設や機械の老朽化の心配を抱えながらも、24年も頑張って作り続けています。
2017年 シャボン玉フォーラムin長野 を開催します!
2017年には生活クラブ長野が受入団体として大分水嶺、塩尻市でシャボン玉フォーラムが開催されます。実行委員会を立ち上げ準備を進めております。日本の屋根とも呼ばれる緑豊かなこの街で、おおぜいの皆様のお出でをお待ちしております。