【活動報告】「自分の上靴を石けんで洗おう!」 ~あいコープみやぎ~
仙台市のアメニティ・仙台推進協議会・3R講師派遣事業の依頼を受けて、あいコープみやぎの石けん環境委員会が遠見塚児童館で『自分の上靴を石けんで洗おう!』の講座を開催しました。
まず、汚れがどのようにして落ちるのか、また蛍光増白剤を知るために、
ブラックライト実験を行いました。
子どもたちも、蛍光増白剤が施されている布とそうでない布を見比べて
「すごく光っている!」と食い入るように見てくれました。
ブラックライト実験
その後、外に出てパックスの青ざらしを使って上靴を洗いました。
どの子も一生懸命洗っていて、その姿を見ているだけで感動してしまいました。
「外にでてみんなで上靴洗い」 「洗ったら汚れがきれいに落ちたよ(右)」
一生懸命頑張った後は、室内ではみがき粉実験をしました。
①無茶々園のぽんかんジュースを飲んで味を覚える
②合成洗剤(ラウリル硫酸Na入り)の歯磨き粉で歯を磨く
③再度ジュースを飲んで味がどう変わったかを確かめる
子どもたち全員「すっぱい!」「おいしくない!」と感想がでてきました。
舌には味を感じる味蕾(みらい)という細胞があります。この味蕾がハミガキ剤に含まれているラウリル硫酸ナトリウムなどの合成界面活性剤によって損傷を受けて、味覚が一時的に変わってしまいます。すぐに回復するとはいえ、細胞を傷つける合成洗剤入りのハミガキ粉ではなく、使うなら石けんハミガキ粉を使いたいものですね。
2015年 7月18日 仙台市若林区 遠見塚児童館