シャボン玉でせっけんをアピール~生活クラブ東京の取組み紹介~
生活クラブ東京には4つのブロック単協(23区南・北東京・多摩きた・多摩南)があり、どのブロック単協もいろいろな機会を捉えて、石けん運動の推進に取り組んでいます。
この夏、ブロック単協主催で実施されたシャボン玉の企画をふたつご紹介します。
7月22日 多摩きた生活クラブ「夏のミニミニプレイパーク シャボン玉&水あそび!」
楽しそうなイベント!とチラシを見ての親子連れや道行く人が立ち寄ってくださいました。シャボン玉パフォーマーの杉山兄弟からいただいたレシピだったのにちょっと失敗してしまい、大きなシャボン玉はできなかったのですが、色々なグッズで楽しんでもらえました。
(多摩きた生活クラブ理事 鈴木さんより)
8月30日 23区南生活クラブ「石けんで安心 シャボン玉をつくろう♪」
子どもたちが来てくれるかなと期待していましたが、夏休みの宿題の追い込みなのか、お天気が良すぎたためか、参加はありませんでした。でも、飛び入りで参加された方が9月18日に代々木公園でのイベント「ワタシのミライ」で子どもたちにこのせっけんシャボン玉を作ってみせます!と言われて、レシピも持ち帰ってくださいました。主催者側でも、地域のまつりのときにできるね!と話が盛り上がりました。
レシピは長年せっけんシャボン玉を他のデポーのイベントでされてきた方からのものです。とても考えられていて、ビギナーの私でもお伝えできました。
こうやって、いつ芽が出るか分からないから、石けん運動は気軽に横に繋がって、楽しくやりたいです。
(23区南生活クラブ理事 大坪さんより)
当日のレシピはこちらです。 材料
紅茶のティーバッグを入れるとシャボン玉が虹色になります。液はつくりたてよりも何日か寝かせた方が、シャボン玉になりやすいです。ストローの先に何か所かはさみを入れてひろげ、シャボン玉液をつけてそっと吹きます。小さいの、大きいの、吹き方によっていろいろ。つい夢中になってしまいます。
生活クラブ東京では、専門委員会として「環境政策委員会」を形成し、再エネの普及・ごみ問題への取組み・生物多様性の活動・平和活動などとあわせて、石けん運動の推進に取り組んでいます。
2023年度の石けん運動の推進についての主な方針と進捗状況です。
(1)石けんの利用人員率アップをめざす
・ 四半期ごとの石けん8品目の利用人員率を点検し、昨年度実績より2Ptアップを目標とします。
▶第1四半期20.5%(前年比-1.3%)、利用人数は14,994人(前年同期15,904 人)でした。
(2)石けん運動の積極的な取り組み
・ 行政と連携した石けん運動を進めるために、シャボン玉月間の自治体首長メッセージ取得活動に取り組みます。メッセージ取得活動の前後に、行政との意見交換・石けん使用実態調査等の継続した活動を組み立て次の活動につなげます。東京都に対しても、アプローチをします。
▶メッセージ取得は51自治体、実際に首長と対面できた自治体12、新たにメッセージを取得できた自治体は1(檜原村)、後援の自治体3と成果がありました。
・ 生活クラブの学校として「環境政策委員会主催・石けんフォーラム(仮称)」を開催し、石けん利用の意義を広めていきます。
▶下記の企画とあわせ、石けんミニ講座を開催する予定です。
「お医者さんに聞く!広がる化学物質過敏症について
~日頃のちょっとした不調が関係しているかも?~」
日時:2023年11月6日(月)13:30~15:30
会場:生活クラブ館 地下スペース2(世田谷区宮坂3-13-13)
講師:吹角 隆之先生(ふくずみアレルギー科院長)
(生活クラブ東京理事長 加瀬和美)