せっけん活動
2022.01.06 10:42

生協あいコープみやぎのせっけん運動2021年7月~12月

生協あいコープみやぎが2021年7月~2021年12月に取り組んだ石けん運動についてご報告いたします。

1.講師派遣「うわぐつをせっけんであらおう!」
7/27仙台市木町通市民センターからの依頼で、夏休みに石けんを使った上靴洗いを行ってきました。
1年生から5年生までの小学生11名が参加し、初めて固形の石けんを使って上靴を洗いました。始めはうまく泡立てることが出来ず苦戦していましたが、泡立ち始めると上手に洗い、上靴はとてもきれいになっていました。子どもたちからは「楽しかった。」「今度からは石けんを使って自分で上靴を洗いたいです。」という声が聞こえました。

2.環境学習会「有害化学物質のない未来へ~環境安全基本法の制定を求めて~」開催
9/2㈭にNPO法人ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議の代表であり、弁護士の中下裕子氏を講師にお迎えし、オンライン学習会を開催しました。
今現在の日本の安全基準や環境基準、排出基準規制では、低用量でもホルモンの撹乱が起こること、ばく露のタイミングについての考慮、複合ばく露・複合影響が考慮されていないこと、子どもの脆弱性など様々な問題点があることを始めにお聞きし、その問題の解決のためには、バイオモニタリング制度、胎児・子ども、化学物質の影響を受けやすい人々への配慮、汚染地域の対策、これらを含めた環境安全基本法の制定が必要であることを教えて頂きました。
また、あいコープみやぎの組合員に環境安全基本法制定にむけて署名用紙を配布し、第一次締め切りまでに衆議院1,156筆、参議院1,288筆の署名を集めました。

ここをクリック⇒https://www.mamma.coop/wp/report/3877/

3. 海辺でマイクロプラスチック拾い
9/21に、海沿いにお住まいの地区委員会の皆さんと一緒に、七ヶ浜町にある菖蒲田浜でマイクロプラスチックを拾い、海のプラスチック汚染について学びました。
数年にわたって菖蒲田浜でのマイクロプラスチック拾いを行っており、マイクロプラスチックとよばれる5㎜以下のプラスチックや漁具などが落ちていましたが、今年は昨年に比べてゴミ全体として減っていた印象がありました。その理由は、七ヶ浜町では海岸の入り口にゴミ拾いのトングやゴミ袋、集積所が設置されており、散歩にきた方やサーファーの方などが気軽にゴミ拾いできるようになっていること、月に1回程、ゴミ拾いを企画し運営されていることだと思いました。このような動きが全国に広がり、きれいな海岸になるとともに、ゴミのポイ捨てやプラスチック使用の削減につながってほしいと思いました。

ここをクリック⇒https://www.mamma.coop/wp/report/3893/

4. 【雑貨】から見えてくる持続可能な未来~生活アートクラブ富士村社長のおはなし会 第2弾開催9/30に4月に行った学習会の第2弾として、生活アートクラブの富士村社長をお招きし、前回お聞きしたことを詳しく学び、また新たに取り組まれていることについてもお聞きしました。
中でもラップの代わりに使える未晒しの木綿の使い方を動画で拝見出来、参加者からも使い方がよくわかったので是非使ってみたいとの声がありました。
身の回りにあるものから使い捨てるプラスチックではなく代わりになるものを探し、楽しんで生活していきたいと思える学習会でした。

ここをクリック⇒https://www.mamma.coop/wp/report/3948/

5.あいコープみやぎ お祭り企画「聞いてみよう!石けんの使い方~ヱスケ―石鹼・太陽油脂交流会~」開催
11/17にヱスケ―石鹼さんと太陽油脂さんをお招きし、石けん初心者のかたにむけて使い方を教えて頂きました。事前に参加者からよせられた質問にお答え頂き、粉石けんでの洗濯のコツや石けんカスの対策方法をお聞きしました。
初めはハードルが高いように感じた方や一度使って石けんカスなどで挫折してしまった方にも、やってみたい、失敗の原因がわかったのでまたチャレンジしてみます、との感想を頂けました。
太陽油脂さんに紹介頂いた紙パックのボディーソープ(地球の未来にまじめなボディーソープ)を
プラ削減に取り組む一環として、2月から取り扱いを開始することになりました。