シャボン玉月間
2020.11.17 11:31

コロナ禍の中の石けん運動 -出来る活動を行なっていきます!!-生活クラブ北海道

今年度の石けん運動に関する活動は、コロナ禍においてままならない状況は仕方なく、4月5月の会議は休みとし、6月から再開という形となりました。とはいえ、これまで行っていた石けんの使い方を伝える出前講座をはじめ、学習会や講演会の開催など、たくさんの方が参加するイベントは中止を余儀なくされたのでした。

そこで、密にならなくてもできること、コロナ禍で注目されている石けんを取り上げることとして公共施設での洗浄剤調査を組合員全体で行うことにしました

4月のブログでも報告していますが、2019年度の石けん運動委員会の活動のひとつがまさにこの洗浄剤調査でした。これを全体化しよう、そして自治体に状況を知らせたうえで無添加せっけんを使ってもらえるよう要望しよう、という活動の流れを組み立て現在実施中です。

生活クラブ北海道には18の支部があり、札幌市とその周辺自治体、離れて釧路があります。公共施設の石けんに関する決まりは、各自治体で異なると考えられることから、この調査を踏まえて各自治体に対し要望を伝える必要があります。

札幌市の場合、昭和54年に作られた条例がもとになっています。          幼稚園や小・中学校などに使う洗浄剤は、無添加せっけん、抗菌剤や香料などが添加された石けん、合成洗剤の中から選ぶようになっていることが分かりました。現在まだ調査の真っ最中ですが、無添加せっけんを使っているところは相当少ないと思われます。他の自治体の例では、これまで石けんを使っていたのに、新型コロナウイルスの出現により合成洗剤が使われるようになっているとのこと。

この活動は、生活クラブ運動グループである市民ネットワークと情報交換しながら行っています。市民ネットの代理人(市議会議員)が今後、議会の中で取り上げるととともに、実際に活動に参加した組合員が市の担当者と意見交換することを想定し、自分たちの声をしっかり届けることを視野に入れています。

ほかにも、石けんの使い方を伝える動画を作成したり、石けんハンドブックをより使いやすいものに改定しようと、石けん運動委員会内でプロジェクトを組んで進めています!

石けんの良さをより多くの組合員に分かってもらい利用してもらいたいと、人に会えない今、何ができるのかを模索しながら活動を続けていきま!!