【活動報告】エプロンシアターで、楽しくせっけんを伝えよう
~グリーンコープ共同体~
グリーンコープでは、年間をとおして、せっけんの良さや使い方を伝え、利用普及をすすめています。
若い世代に向けての取り組みでは、「せっけんと合成洗剤は違う」ということを知らない方がたくさんおられ、伝え方の工夫が必要だと反省することがあります。
◆エプロンシアターの取り組み◆
グリーンコープひろしまが考えたのが、母子の会話で構成されたエプロンシアターです。
真っ白なエプロンを子どものお気に入りのワンピースに見立て、ケチャップやソース、みかんの果汁などの汚れをフェルトなどで作り、マジックテープでエプロンにつけます。お母さんが、脱脂綿で作ったせっけんの泡で汚れを覆って、「せっけんの泡で汚れを包み込んであげると・・ほら!きれいになった!」と言って、ケチャップなどの汚れをマジックテープごとはがします。
一方、合成洗剤で洗うと・・・「白いものを真っ白にするなんて書いてあるわね。」などと言いながら、合成洗剤の泡は、ラメ入りの毛糸などで作り、蛍光増白剤入りを伝え、汚れを包んではがします。実は汚れはマジックテープが二段階になっていて、ケチャップなどの汚れの上の部分だけをはがすと、汚れ残りになるように工夫してあるのです。
「一応汚れは落ちたみたいだけどなんだかスッキリしないわね・・・」とお母さんが言うと、子どもが、「蛍光増白剤で汚れ残りを隠しているってことだね。うちはせっけんだから安心!」という、特に目新しいことを伝えているわけではないのですが、手作りのエプロンシアターは目を引くので、ちょっとワクワクします。
このアイディアはグリーンコープ全体に広がって、子育てサークルで披露しているところもあります。
母子の会話はそれぞれでオリジナルの台本を考えると盛り上がりますよ。ぜひ参考にしてみてください。
グリーンコープ共同体