せっけん活動
【活動報告】「ペットボトルで石けんづくり」 ~生協あいコープみやぎ~
石けんがどのように作られているかを知るために、
太陽油脂の長谷川さんのレシピに基づいて、ペットボトルで石けんづくりを行いました。
材料はいたってシンプル。油とアルカリ(苛性ソーダ)と水です。
ペットボトルでよく振って混ぜます、その後はお好みで型などに入れて、
1か月ほど待つのみ。
お味噌やお酒が造られるのと同じ感覚で、油とアルカリが反応するのを待ちます。
自然の力でできるって素敵ですね☆
- 左)ペットボトルを振っています。
- 右)上の黄色いのは型に流しいれて翌日に外したばかりのもの
- 下の白いものが完成(1ヶ月以上乾燥させたもの)
油の問題をちょこっと。
パーム油は様々な用途に使われ、特にマヨネーズやクッキー、スナック菓子、冷凍食品などに使われています。さらに、石けんや化粧品などの工業製品にも使われ、現在世界で一番生産される油となっています。ここ20〜30年で特に多く使われるようになりました。このパーム油を採取する”プランテーション”を作るため、主に東南アジアの地域の熱帯林が伐採され、環境破壊が進んでいます。
また、オリーブオイルも戦争のある地域では命の糧であるオリーブの木が焼かれてしまったり、戦争のない地域でも児童労働の問題があります。
石けんの作られ方とともに、現在世界ではどんなことが起きているのかを知る機会となりました。
2015年2月27日 生活協同組合あいコープみやぎ 石けん環境委員会 定例会