せっけん活動
【活動報告】「洗濯用リサイクル液体石けん開発中」
~生活クラブ北海道~
生活クラブ北海道ではリサイクル粉せっけん「せせらぎ」の利用を30年以上勧めてきました。多いときで1か月2000袋の利用がありましたが、現在800袋代まで減少しています。利用減の原因は粉より使いやすい液体石けんを利用する人が増えているからです。給食などの廃油を使って地域の生産者が作る石けんは、より環境にやさしい石けんです。生産者である(有)南油脂には今後も作り続けてもらいたいと願い、リサイクル液体石けんの開発を組合員と一緒にしようとプロジェクトを結成しました。来春完成を目指しています。
プロジェクト会議では6月「粉石けんと液体石けんの違い」、7月「リサイクル液体石けんとは何か」、8月「液体石けんを作るために購入する釜」について などなど、勉強会や話し合いを進めています。今後は南油脂の見学、試作品の利用、完成した液体石けんの名前や包材デザインを募集し決定します。
肝心なのは完成したあと、開発の目的である石けんを使う人を増やすこと、合成洗剤を使っている人にも抵抗なく石けんに切り替えられるよう呼びかけをしていきます。そのためにも開発の段階から多くの組合員に関わってもらえるよう活動を組み立てていきたいと考えています。
生活クラブ生協 北海道