はじまりと設立

洗剤による水環境の悪化が社会問題化する中、「協同組合せっけん運動連絡会(協石連)」は1981年に設立しました。せっけん運動を推進する協同組合や生産者団体が中心となり、安全や環境に配慮した活動を推進してきました。合成洗剤問題の研究やせっけんの改良・普及にとどまらず、広く環境問題に目を向け、飲料水の水質調査や無蛍光衣料の普及、化学物質削減ネットワーク(Tウォッチ)への参加などの活動も行なってきました。またアジア各国でせっけん会議を開催するなど、海外でも活動を展開してきました。参加しやすく、多くの団体で運営していく組織になるために組織を改編し、「せっけん運動ネットワーク」として再出発してから今日に至るまで、全国の仲間とともにせっけん利用者を増やす取り組みを続けています。